プロの世界をゲーム化
コンシューマ用の麻雀ゲームってプロと対局できるゲームはあるけど、自分がプロになってリーグ戦を戦うみたいなゲームは今まで無かったような気がします。
そういうパワプロのマイライフの麻雀版みたいなゲームがあったら面白そうだなと思ったので、自分でゲームのシステムを考えてみました。
■ゲーム概要
プレイヤは日本プロ麻雀協会に所属するプロ雀士となり、リーグ戦やタイトル戦を戦っていく「麻雀プロ生活体験ゲーム」。
麻雀プロ人生をおくる「ストーリーモード」と、自由に対戦相手やルールを設定できる「フリー対局モード」の2つのモードで遊ぶことが出来る。また、全ての対局の詳細な成績を確認できる「成績閲覧」や「牌譜閲覧」機能も搭載。
プレイヤの対戦相手となる選手たちは協会所属のプロが実名で登場。また、プレイヤのライバルとして架空の選手をエディットすることも可能。
■ストーリーモードの説明
ストーリーモードは1週間単位で時間が進む。
また、1週間を「平日」「土曜」「日曜」の3つのターンに分け、「平日」は自由時間となり主に雀荘で麻雀を打ったりすることができ(ゲーム開始時に設定した「職業」によって使える時間が異なる)、「土曜」と「日曜」は対局の日となる。対局が無い週は「土曜」「日曜」に「平日」には行えない特別な「セット麻雀」等が行える。
対局のスケジュールは実際の協会のスケジュールとほぼ同じ日程とする。また、他団体のタイトル戦にも参加することができる(実在する他団体の許可が得られなければ架空の団体とタイトル戦を作る)。また、成績によってシード権獲得といった点も実際のタイトル戦と同じシステムで行う。どのタイトル戦にエントリーするかはプレイヤの自由、リーグ戦に参加しないという選択も可。
※実際には女流プロしか参戦出来ないタイトル戦やリーグ戦があるが、これをゲームに反映すると性別「男」を選択したプレイヤは全てのタイトルを獲得することが出来なくなってしまう(ゆえに性別「女」でプレイする人が殆どになってしまう)為、ゲーム内では除外する措置をとる。
10年(10期)を1つの区切りとし、開始から10年経過した時点で戦績に関わらずエンディングが発生し、生涯成績等が表示される。
ストーリーモードではこの10年間という限られた時間内にどれだけタイトルを獲得できるか、というところにチャレンジするモードといってもよい(リセットをしてやり直し対策として、「セーブをして終了」以外の方法でゲームが終了された場合、戦績画面に目印としてマークが付くような機能を付ける事も検討)。
エンディング発生後は、引き続きプレイする(11年目以降をプレイする)か、いくつかのデータを引き継いで、新たに1年目からプレイするかの選択が出来る。
2周目以降の特典として、
・1周目の最後に所属していたリーグに所属した状態で初年度を迎えることができる(1年目からAリーグ在籍など)。
・私設のリーグ戦やタイトル戦を開催できる(ルールや回数などをプレイヤが任意で決められる。ここで女流リーグを再現することも可能になる)。
などを検討。
ゲームがマンネリ化しないよう、毎年なにかのイベントが発生するようにする。
・年を追うごとに新たなタイトル戦が開設される(実在するタイトル戦を初年度から全てオープンせず、一部は数年目でオープンする形をとるか、架空のタイトル戦を増やしてもよい)。
・4年に1度しか開催されないサッカーのワールドカップの様な大きな大会を作る。
など。
ストーリーモードではタイトル戦のエントリー費やアイテムの購入などの為に「お金」が必要となる。「お金」の増やし方は、
・毎月給料が発生する「職業」を選択する(代わりに「平日」の自由時間が減る)。
・レートのあるフリー雀荘で稼ぐ。
・タイトル戦で入賞して賞金を得る。
など。
職業は以下の3つ。
・「サラリーマン」…給料の額は3つの職業中最高だが「平日」の自由時間は最短。「お金」に困ることが無いので初心者向け。
・「雀ゴロ(無職)」…給料が発生しない代わりに「平日」の自由時間が最大。主にフリー雀荘で「お金」を稼ぐことになる。条件を満たすことによりマンション麻雀や高レートセットなどを行うことも可能となるので、やり方によってはサラリーマンより稼ぐことも可能だが、負けて所持金がなくなったらゲームオーバーとなってしまうので上級者向け。
・「フリーター」…サラリーマンと雀ゴロの中間。フリー雀荘で十分に打ちたいが成績をプラスにする自身が無い人向け。
「転職」機能も搭載。但し、「サラリーマン」は他の職業へ無条件で転職できるが、「雀ゴロ」からは「フリーター」のみ、「フリーター」が「サラリーマン」になるには「フリーター」経験が半年以上必要とする。
「アイテム」とは対局に影響を及ぼすようなものではなく、スタミナを回復させるものや、単なる収集品といった副次的なもので、無くてもゲームの進行上問題無いようなものとする(家具や調度品などを購入すると「ホーム画面」に反映することが出来るといった感じ)。
「スタミナ」は行動するたびに減っていく。何もしないでターンを進めるかアイテムを使うことで回復できる。スタミナが減ると病気になる確率が上がり、病気になると治るまで全ての行動が行えなくなる(リーグ戦も休場扱いとなる)。
「平日」の自由時間にはフリー雀荘へ行くことが出来る。実在の雀荘の協力が得られれば、そのままそのお店のルールやレートを再現する(無理なら架空のお店を作る)。最初は選べるお店を少なくして徐々に増やしていく(特定の選手と同卓すると新しいお店に行けるようになるとか)。また、一部の雀荘では協会所属のプロが働いていて同卓する事ができる。
職業「雀ゴロ」のみ、雀荘で勝ち続けると高レートのマンション麻雀へ誘われるイベントが発生する。
「土曜」「日曜」は主に対局が行われるが、エントリーしない場合や予選で敗退した場合など、対局が行われない週もある。その場合は「平日」と同様に雀荘へ行く他、友好度の高い選手とセット麻雀を打つこともできる。
土日には他に、
・観戦(過去のタイトル戦の決勝の牌譜を再現)
・勉強会(プロの戦術論やコラム的なものを表示)
などもできると面白いかも。
ゲームに登場する選手にはプレイヤとの「友好度」というパラメータがあり、友好度が高くなるとセット麻雀に誘うことが出来たり、土日にデートに誘ったりすることが出来る(友好度MAXになると結婚も出来る?)。友好度の上げ方は
・対局で同卓する
・勤務している雀荘へ遊びに行く
・プレゼントをあげる
・対局を観戦(応援)する
・勉強会に参加する
など。デート中に会話の選択肢を間違えると友好度が下がる時もある。
プレイヤと同期にプロになった「ライバル」を登場させる。ライバルは架空のキャラクタから選択する(数パターン用意)他、実在の選手から選択(1周目はCリーグの選手のみとか)や、エディットで作成することもできる。
ライバルは事あるごとにプレイヤのもとを訪れ、ゲーム内の情報を与えてくれたりする。また、プレイヤの参加する大会には必ず参加してくる(所属リーグも常に同じになる)。
このゲームではプレイヤ以外の選手達も対局を行っており、成績によってリーグの昇降級が随時行われる。また、プレイヤが参加していない(又は途中敗退した)タイトル戦でも優勝者が決定され発表される(ウイニングポストみたいな感じ)。
■ストーリーモードの流れ
まず、プレイヤの分身となるキャラクタのプロフィール作成。
・名前
・生年月日
・血液型
・性別
・職業
・顔グラフィック
とかを入力。
プロ生活が始まる前に、プロテストを受ける。実際のプロテストを簡略化し、クイズ形式の簡単な問題を出す。
プロテストの結果によらずプロに合格することは出来る(問題が解けずに先に進めなくなるプレイヤがいたら困るから。プロテストはあくまで雰囲気をだす為のもの)
また、プロテスト会場でライバルとなるべき人物と出会う。
※実技の同卓者の1人をプレイヤが選択できるような形にして、選択した人物をライバルに設定するとか。
プロテスト合格発表後、「新人研修」という名のチュートリアルを観ることが出来る(必要のないプレイヤはスキップ出来る)。
研修終了後、4月1週からゲームスタート。
ゲームは「ホーム画面」がメインとなり、ここからフリー雀荘や対局会場などへ移動することになる。
1年が終了すると年度末に最優秀選手などが発表される表彰式が行われ、翌年に進む。
10年目が終了すると生涯成績が表示され、タイトル歴や勝率、平均順位を元にした評価点が与えられる。
■フリー対局モード
対戦相手、ルール等を自由に設定でき、成績も全て記録される(対局終了後にオートセーブ)。
■成績閲覧
総合成績やルールごとの成績など細かな成績を閲覧することが出来る。
和了率や放銃率、副露率なども表示され、打ち手の傾向などを把握することが出来る。
■牌譜閲覧
プレイヤの対局の牌譜を閲覧することが出来る他、協会の過去の名勝負の牌譜を閲覧できるモードも実装(ストーリーモードで条件を満たすとオープンされるとか)。
プレイヤが打った牌譜は全て記録されるようにするか、プレイヤが残したいと思った対局のみにするかオプション設定で選択できるようにする。
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こんな感じのゲームだれか作ってくれないかな~。
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