【映画】グローリー
製作年度: 1989年
上映時間: 122分
ジャンル: 戦争ドラマ
監督: エドワード・ズウィック
出演: マシュー・ブロデリック デンゼル・ワシントン モーガン・フリーマン
【概要】
南北戦争時代。北軍大佐ショーは、初めての黒人部隊の指揮官に着任する。兵士募集に呼応した黒人のほとんどが南部からの脱走奴隷だが、明日への誇りを賭けた熱気を感じられた。やがて訓練が始まるが、靴も、軍服も支給されない。しかし、それでも参戦できる日を夢見て厳しい訓練に耐え、ついに実戦で成果を挙げる。そして難攻不落の砦攻略を志願するのだが…。史上初の黒人部隊として南北戦争を戦った第54連隊の誇りと栄光、そして死を描き、1989年のアカデミー賞3部門受賞に輝く感動巨編!
【感想】
戦争のシーンが変です。
相手が柵の後ろから銃を構えて待機しているのに、それに向かって隊列を乱さず行進していきます。弾が届く位置に入ってもそのまま行進していきます。ただの的です。
普通、走って突撃するとかほふく前進するとか、塹壕掘って弾よけながら進むとかするのでは?と思います。
別のシーンでは互いに弾の届く距離で横2列くらいに並んで、上官の合図とともに一斉に撃ち合います。避けるという概念が無いみたいです。
南北戦争時代って本当にこんな戦い方をしていたのですかねぇ。
ま、戦争シーンのリアルさはそれほど重要ではない映画かとは思いますが。
内容の方はというと、登場人物の背景が描き切れてないせいで、各々のキャラに感情移入ができず、自分には感動することができませんでした。
すべての(南部に残っている)黒人を奴隷から解放するために、逃亡してきた黒人たちが北軍の兵として参加するのは分るとして(衣食住付きで給料もでるし)、自ら進んで危険な戦場に志願する白人将校のジョー(マシュー・ブロデリック)とかよく分らないんですよね。
自分の部隊を全滅するかもしれないとこに放り込むなんて。可愛い部下たちには生き残って欲しいと望まないのかな。
どこかの部隊がやらなければいけないことなので、命令されたら従うしかないけど、あえて志願するのは犠牲の精神?いいとこ見せようとする名誉欲?
なんか、白人将校ジョーの自己満の為の行動しかみれませんでした。
【評価】
★★☆☆☆
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