起家の優位性
麻雀は序盤に点棒を多く持っていた方が後半有利になるゲームである(その辺りについては協会の菅野プロが記事書いてました)。
という事は、得点力が1.5倍になる親が早めにまわってきた方が有利なのではないかと思って、昔ググってみた事があるのですが、トップ率に関しては起家よりラス親の方が高いという統計結果がでているみたいですね(確か和了り止めありの東風荘のデータ?)。
自分の予想ではトップ率は
起家 > 南家 > 西家 > ラス親
という並びになると考えていたので予想と違ってちょっと驚いた記憶があります。
この統計結果から、
"親が早く回ってきた方が先に親っかぶりをするので点棒的には不利になる"
という事を推測してみました。
親と子では人数的に1対3なので子が和了る可能性の方が高いです。
起家をひいても75%の確率で子が和了り(流局もあるからもっと少ないか)、その内ツモ和了りになる確率が?%(何%になるか知りません)くらいあるので、確かに序盤に点棒を失いラス目になる確率が他家スタートの場合より高いです。
ラス親の和了り止め無しのルールだとラス親の優位性が無くなるので、そのルールで統計とったら別の結果になるのかもしれないですけどね。
統計をとるなら同じ思考ルーチンをもったコンピュータ4人に永遠と麻雀を打たせるのがいいじゃないかと前々から思っています。
スペックの高いpcで高速で打たせれば1日1000半荘以上打たせられるし、何台も同時に稼働させれば1日で数万半荘分のデータがとれそうな気がします。
もし、統計をとった結果、スタート位置によってトップ率に明らかな差が生れた場合、その差をなくすようなルールに改定(点棒的なハンデをつけるとか、各家の機会を均等にするとか)しなければならないかなとも思います。
囲碁なら先手有利なので"コミ"というハンデがあります。
将棋の場合若干先手有利らしいですがハンデ等は今のところないですね。ハンデをつけた方が良いという意見は見た事はあります。
話は変わりますが、さまざまな競技に置いて実力差によるハンデというものが存在しますが、麻雀に関してはそういったものの規定がないですね。
世間的に実力ゲームと認められてないということでしょうかね。
0コメント