【映画】第9地区
製作年度: 2009年
上映時間: 111分
ジャンル: SF
監督: ニール・ブロンカンプ
出演: シャールト・コプリー デヴィッド・ジェームズ
【概要】
ある日、ほかの惑星から正体不明の難民を乗せた謎の宇宙船が、突如南アフリカ上空に姿を現す。攻撃もしてこない彼らと人間は、共同生活をすることになる。彼らが最初に出現してから28年後、共同居住地区である第9区のスラム化により、超国家機関MNUは難民の強制収容所移住計画を立てるのだが……。
【感想】
何しに来たかよくわからない宇宙人。宙に浮いたまま動かない宇宙船。そのまま20年以上も地球人と共同生活。
設定は面白いのですけどねぇ。突っ込みどころが多すぎて。
なんか、互いに英語と宇宙人語(?)で話しているのに会話が成立しちゃってたりするけど、あの程度の意思の疎通が出来るなら、もっと早くに宇宙人の目的とか帰る方法とか、話し合いをする機会があったはず。
浮いたままの宇宙船を20年以上も放っておくとかも考えられないし。
宇宙人もあんな手の形状で良く宇宙船作れるなとか。
関係者のインタビュー映像を交えたドキュメンタリータッチ部分と、主人公視点、宇宙人視点な部分が入り混じってるのもなんか違和感。
斬新な設定の割にはなんだかお決まりの展開になってしまったのも残念。
ちょっとグロいしね。
あと、主人公が中盤以降ずっと喚いてるのが耳障り。そりゃ、あんな目に逢えば冷静でいられないのかもしれないけど、終始喚きっぱなしなのはちょっと辟易します。
一説によるとアパルトヘイトを皮肉ってるとか。
白人を人間、宇宙人を黒人に置き換えるとそうなるみたいだけど、観てた時には気づきませんでした。
【評価】
★★★☆☆☆
100点満点なら50点くらい
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